カたチにナらナい
どうもこんばんは。
江ノ島からの仕事帰りに、海沿いのマックに寄って書く習慣が徐々に定着してきたので、日付をまたぐギリギリくらいでの更新に落ち着きつつある。
まあ、仕事前に書けばいいんだけど、これから仕事という時に何かを書こうなんて気にサラサラならない。かと言って、この時間に書こうたってそれもそれでなかなか気乗りするまでに時間がかかる。
どうして、人間は何かを創ろうとするのだろうか。
このはた面倒な創作意欲はどこから来るのだろうか。
何かを創ってみたい、という要求が常にわたしをつきまとう。振り払えないわたしは、こうして、結局何も創れないくせにコーラとポテト代まで払ってマックでタブレットに向かう。
あんな話はどうだろうか、こんな設定は面白そうだなとアイディアはどんどん貯まるのに、なかなか形にならない。
本当に形に仕上げることは体力がいる作業だ。たった数枚の短編でさえも、書き終えることが難しい。そして、書き終えた後にどっと疲れる。悲しいことに書き終わったものの陳腐さにまたどっと疲れる。
それでも、何かを創りたくて、Wordに新しいファイルを作る。
書きかけのファイルに埋もれて、時々書き上がる駄作。
よくこんなことをわたしは繰り返している。自分で呆れる。
作曲もそうだ。
ピアノソナタはおろか、16小節程度の小品もまともに形にならない。
ただ、いつまでもこんなでは嫌だから、勉強を続ける。
紙屑同然の文章を書く。雑音を五線譜に書きなぐる。
それで、少しでも私の創りたいものに近づくならば。
こうやって自分の愚かな恥部を全世界にたら流して、自分に鞭を打つ。こんなことをしてまで創りたいものはなんなんだろう。形になるまで自分でもわからない。
では、こりゃまた失礼いたしました。