諸雑記
どうもこんばんは。
毎度のことながら、仕事にかまけて、このブログの更新を怠ったり、読書に勉強が疎かになる。
いや、疎かになるって言ったって、義務ではないし、むしろ、仕事が優先されているんだから、社会人としては至極真っ当だ。
そうか、私は社会人だったんだ。すっかり忘れてしまっている。
そもそも社会人とはなんだ?
学校を出て、自分で生計を立てている人のことか?
すると、学校は社会ではないのか?
いやいや、赤の他人と人間関係を築いて、自分の立場を守らなくてはいけないんだから、学校という社会も規模は小さいけれど、それなりに厳しい社会だと思う。だとすれば、学生も社会人じゃないか。
閉口するような都知事選の結果。
誰がいい悪いではない。全く機能してない民主主義の根幹の制度。
1933年にドイツでヒトラー率いるナチス党が第1党に躍り出た選挙で、投票率は84%だったそうだ。民主主義がうまく機能したって、ナチス台頭のようなことがありうるのだ。55%なんて、どんな東京になっても何も言えまい。悲しい気もするし、恐ろしい気もする。
どうして、学校でもっと私たちが生きることについてと同義に等しい民主主義、選挙制度について教えてくれないのか。国民が知らない方が都合の良い人間が、保身のために教えないのか。
ホームの端から、反対の改札まで電車6車両分の長さ、ホームを歩く。自分が乗ってきた相模大野に向かう電車には、家路についたサラーリマンが多い。ほとんどの人間がスマホを覗いている。便利と仮初の娯楽に溺れて、考えることをやめてしまったゾンビみたいな人間が同じ首の角度で並んでいる。気持ちが悪かった。
簡単なゲームをして、ポイントを集めて換金するアプリ。良い歳の大人が休憩時間にこぞって一生懸命になっている。ゲームが楽しいのではない。ポイントを集めるのが目的だろう。それだって1時間やって、大した額になるわけではない。それでも、一銭にもならないよりかは、とスマホにかじり付いている。ゲームで得るポイントはどこから出ているのか。アプリ内でこざかしく現れる広告費が出所なんだろう。そんなふうに広告を打たねば、採算の取れない商品なんか世の中にあってもなくてもいい。あってもなくてもいい商品のために、やってもやらなくてもいいアプリが存在しているのだ。飽和した供給が生み出したハリボテの需要。こんな愚かなものが溢れていくのに、地球はどこまで耐え切れるのか。
こんなことを思うだけで、どんどん虚しくなる私。
どこにも行きつかない。
では、こりゃまた失礼いたしました。