今昔噺、アイドル噺
どうもこんにちは。
これが三寒四温かってのを実感する気候ね。2日おきくらいで真冬と春先を行ったり来たり、戻って来たりとせわしない。
この前、甘いものが食べたくて入ったコンビニの店員のお姉さんが綺麗で、ナナコで支払いを終えて、レシート渡されてから、気付いたことがある。そういうやこうやってカードでピッて支払うようになってから、お釣りを渡される時に手を添えられてドキッとすることがなくなったな、と。
別にドキッたって変な下心があるわけじゃないんだけどね。
そんなことで、乾いた気持ちでコンビニを後にする。
おんなじようなことが他にもあって、LINEが当たり前になってから携帯のメールというやつをほとんど使わなくなった。最近の中高生はガラケー持たずに初めてがスマホからなんて子はざらじゃない。
LINEのいつでも過去のトークが見返せて、電話がタダで、スタンプが可愛くてって便利でいいもんだね。
一方のガラケーは、メールのやり取りが一目で確認できないし、通話料はもちろんかかる、絵文字を使おうもんならすぐに容量は重たくなる。
でも、ガラケーのメールの方が好きだったな。アドレス毎に着メロやランプの色を変えたりなんかしてね。サザンの「メロディ」なんて聞くと、当時付き合って子を思い出す。こういうのは、スマホから持った子たちには分かんないんだろうな…。
お釣りに添えられる手とガラケーの着メロと何が「おんなじようなこと」なのか。
先日、職場のバイトの女の子が言ってたこと。
「ブスなアイドルの方が応援したくなる」んだって。急になんのこっちゃ。
でも、そうかもしれない。なんとなく的を得てる。
昔のアイドルはある意味で未完成のままデビューして、だんだんとその人の「ニン」に合った可愛らしさを見つけて、アイドルとしての枠というか形というかを作り上げて、成長していくイメージ。未完成たって、バイトの子が言うよな「ブス」じゃないけど。
今のアイドルは容姿もキャラもすっかり出来上がった頃にデビューする。これがどういう変遷で、何をもってこうなったのか分からない。ただ、完成されたアイドルはアイドルとしての枠が出来上がっているから、それを壊すところに成長を見出すことができるのかしら。
たとえば、乃木坂46の中田花奈さん。毎週金曜日にFMーfujiにてお笑い芸人、アルコ&ピースとラジオ番組「沈黙の金曜日」のパーソナリティを務めている。この番組はアイドルがMCとは思えない深夜ラジオ感で包まれている。アルピーの下ネタやすぐに始まるコント、サイコパスな世界観に困惑しつつもうまいこと返す中田さん。アイドルという枠がどんどん外れる楽しさがある。もちろん、その枠を一緒に外すアルピーが面白いからってのが大前提だけど。
にしても、80年代アイドルは私の中で
ま、普段そんなにアイドルとか気にしない私がいう戯論ですけどね。本当のアイドル好きに失礼か。
さて、日曜日。
今日は休みだ。なんかゆっくりしよう。
では、こりゃまた失礼いたしました。