Nagakumoを見つけたってだけの話と今晩の夜遊びの話と
どうもこんにちは。
最近、Nagakumoというバンドを見つけて、ずっと聞いている。
Twitterでたまたま流れてきた「思いがけず雨」という曲を好きになって、「EXPO」というアルバムを繰り返して聞いている。
仕事帰り、駅からの家路、自転車を漕ぎながら、「東京の屋根の下に住む、若い僕等は幸福者」なんて戦後間もない灰田勝彦を口ずさむ私にしてみれば、こんなに最近の曲を聞いていることが珍しい。
ボーカルのコモノサヤさんの歌声に華があって、どことなく華奢で、でも、キャピキャピした可愛いとは違う女性らしさがあってなんとも言えない。こぎみが良くて、自然に体が揺れるようなリズム隊、そして、なんと言っても、なんか懐かしさを感じるメロディラインが、クセになって、気付くと頭の中のどこかで常に鳴ってしまう。
繰り返し聞いていても飽きずに、それどころか、少しづつ体に浸透して、共鳴してくる感じすらある。
好きな音楽や想い入れのある音楽というのは、外で鳴っている音楽を超えて、いつしか、私自身の中から響いてくる音になるんじゃないかと思う。
Nagakumoの音楽の心地よさは少しづつ、私の中から鳴り出してきているような気がする。
さて、それで言えば、桑田さんの作品はとっくに私の体を飲み込んでしまっている。
そんな桑田さんが今年のロッキンに登場するはずだったが、桑田さんのコロナ陽性やら台風直撃やらで、流れてしまった。
今晩のTOKYO FM「桑田佳祐のやさしい夜遊び」では、リハーサル音源と生歌で、一人ロックインジャパンフェスを開催してくれるという。
夏の終わり方としては最高すぎやしないか、桑田さん。
前回、桑田さんがソロ名義で参加するというので、初めて音楽フェスというものに参加した。
桑田佳祐 @ROCK IN JAPAN FES 2017 - AM1:00-3:00
その時以来のロッキン。今から何をやるのかワクワクしてしょうがない。
MC前の替え歌は何をやるのかな?
今回のイントロアレンジはどんな感じかな?
考えるだけで、元気になる。
桑田佳祐という人が歌っているというだけで、私は涙が出そうになることがある。生きたいな、とすら思えることがある。
今日、ラジオの前で一人ロッキンを聴いている人の多くも同じなんじゃないかと思う。
そうやって、勇気づけられ、励まされ、前を向かせてくれてもらっていた人たちなんじゃないかと思う。
そういう人たちとの繋がりを感じさせ、共鳴し合わせてくれる桑田佳祐という人を私はずっと好きだと思う。
今日の夜も、桑田さんが音楽を通して繋いでくれるおんなじ気持ちのファンと人たちと夏の終わりの最高の夜を過ごしたい。
では、こりゃまた失礼いたしました。