ひとまずの雑記
どうもこんにちは。
先々週はなんだか書かなくて、先週は圏外の海の上にいたので書かなくて、なんだかんだニ週間、間が空いてしまいました。
別にこれを待っている人もいないので、ただ過ぎたニ週間はただ過ぎたニ週間でしかないわけです。誰かの何かが変わることなんか一切ない、それぞれの二週間だったことでしょう。
そんな二週間は皆さんにとっていかがでしたか?
少しだけ先週の話をしましょう。
先週は会社の研修という名目で、福岡から対馬まで船で旅していました。
五日間、本当に一度も陸に上がることなく、釣った魚だけを食べて海を漂っていました。
幸い天候も良く、気候も気持ち良く、風に当たると清々しい、気持ちいい旅でした。
対馬についてからも海原にアンカリングをして停泊させて、一面、人工物のない自然の中でゆっくりしてました。
あの期間も給料が発生したなんて思うと贅沢なものです。
漢委奴国王
福岡を朝5時に出航して、7時ごろに見えてきた島です。これだけで日本史好きにはたまらないものです。
いい仕事でした。
帰りに高校時代の友人のコンビニへお土産を送りました。
どこか出かけると毎度やるのですが、お土産代980円に対して、対馬から東京までの送料が1500円くらい。実に割の合わない、くだらない遊びだもんです。
話は代わって、コーラです。
値上がりするらしいじゃないですか。
一日に1.5本飲むとして七日で10.5本、四週で42本、飲んでいるわけです。
一本20円も上がると月にコーラ出費が840円も上がるのです。
とんでもない出費です。これではとてもじゃないけどやってはいけない。コーラが贅沢品になるような世界でどうやって生きていけというのか。
もうじき桜桃忌こと、敬愛する作家の太宰治の命日が来ます。
去年は高校時代からの友人カップルの結婚式があったので、早朝に小雨の降る中、家を出て、お墓のある三鷹は禅林寺へ向かいました。
今思えば、結婚式の前に、しかも証人の署名という大役を仰せつかっている式の前に、お墓参りなんてちょっと縁起が悪い気がしますね。しかも、愛人と心中した太宰というところがなおのこと良くないな。
今更だけど、あの時の新郎新婦、ごめんなさい。もうじき、お父さんとお母さんになるという信じられない2人です。
毎年、桜桃忌に合わせて太宰作品を一作読むことにしているのですが、今年は大河ドラマに寄せて「右大臣実朝」を読んでいます。
実朝を尊び、それに最上の敬意を込めた文体がなんとも太宰らしい気がします。
私が勝手に思う太宰文学の根幹には「怯え」があるように思います。特に、ユーモラスな作品ほど、内在する「怯え」が顕著ではないかと思うのです。
この作品はその「怯え」が翻った形で「敬意」となって、実朝をびっくりするくらい立てて書いてあります。
実に太宰らしい文体の作品です。
19日の日曜日は仕事なので、1日遅れて20日にお参りに行こうと思っています。
特に書きたいことがないなら、別に無理して書くこともないのに。
ただ、2週間も間が空いてしまったことに、誰から何を言われるわけでもない後ろめたさを感じたので、目についたことを書きましたが、書き終わって私が、びっくりするくらい興味がないので、誰も読んでないでしょう。
では、こりゃまた失礼いたしました。