本、映画、演劇、美術、テレビドラマにラジオといろんな文化に触れたい好奇心。 コカコーラ片手にぱーぱーお喋りしています。しばらくおつきあいのほど願ってまいります。

AM1:00-3:00

茅ヶ崎のゆとりがコカコーラ片手にラジオのような独り語り

9を10に、マンボは注文してない

 

どうもこんばんは。

いよいよ12月。恐ろしいことに、去年と同じように今年を振り返り、同じようにそんなに進歩しなかったなんて思う。

 

変わったこととしてはまずは仕事の内容。調理をしていたのにサービスになったこと。当初の反発よりは今はもっと受け入れている。ちょっと遠回りだが、いつかは必要なスキルかもしれない。

コーヒー屋さんのお手伝いをさせてもらえるようになったこと。たまたま見つけた本鵠沼の喫茶店のコーヒーが美味しくて、恐る恐るアルバイトを申し込んでみたら、オーナーの側で勉強させてもらえることに。仕事との兼ね合いがあってコンスタンスに通えてないが、私が焙煎した豆を持って行って飲んでもらっては、あーでもないこーでもないと言われる。その人間性も魅力的で通わせてもらえるようになったことは喫茶店をやりたいという私の将来の私の計画的に言えば、大きな一歩だ。

それに伴ってか、喫茶店には方々足繁く通った。柄にもなく話題のものにもアンテナを張ってみたりした。やれタピオカだ、やれチーズティーだと。どれもさほど私の刺激にはならないが、世間を知るのは必要だ。

音楽との距離がかなり遠くなってしまった。これはなんだか生活の一部がどこかに溶け落ちたようだ。躍動感がない。体の中からワクワクしない。月並みの言葉でしか表せないこの喪失。

 

なんてことはどうでもいい。

先々週、先週を私が乗り切れたのはなんと言ってもオードリー若林さんの結婚とアンタッチャブルの復活があったからだ。

 

土曜の深夜。ラジオを睡眠導入剤にいつものようにベットライトを消す。

いつも若林さんがする「いないはずの嫁トーク」はこの日いつになく、詳細で生々しくなる。「婚姻届」なんてワードが出て来る頃には、冗談と現実が交錯する。春日さんとリスナーの混乱はまさに「世にも奇妙な物語」だった。

その混乱のせいで、眠りを導くために聞いていたラジオはすっかり私のカフェインだ。目が覚めて冴えてくる。

春日さんが小学生になりすまして代弁する今の気持ちというのが、

この話は今のところ、9(対)1で本当なんじゃないかと思っています。

これに対して、若林さんは

本当に結婚したんじゃないかという気持ち、9対1、9、本当に入籍したと思ってるんだよね?春日くん、それは10にしてください。

と答えて、ファンファーレが鳴る。

 

驚くとか、信じられないとかいうことではない。そんなところを飛び越えたところから感動が来る。ラジオでこれを聞けている喜びも相まって、高ぶる。若林さんだって会ったことすらない私にこんなに感動されても困ろうものだ。

人見知りとして、足りない人として、常に抱えてた葛藤を笑いに変えてきた人が、結婚という世間的に認められる一定のボーダーを超えたのだ。ガールズバーで訓練した女性との接し方。コンビニのイートインで済ます食事。仕事帰りから就寝まで、何を考えるかわからない自分が怖くて没頭するゲーム。どれも結婚をボーダーをスタートラインにすら立っていない。それが結婚というゴールを切ってしまった。「しまった」なんて言い方は失礼か。

これは彼が大人になったからだろうか?そんなことはないのだろう。だって、結婚発表後2回の生放送でも、やっぱり彼の足りないところは埋まっていない。それがいいんだ。リスナーはきっとホッとしただろう。

 

これから先、オードリーの2人が子供が生まれたなんてなって、父親になって…。

それでも若林さんが大人になることはないのかもしれない。彼をあのままでいさせてくれる人がずっと年下にいたことが嬉しくて、そんな人と出会って結婚したことをリスナーとして祝福したい。

 

先々週はラジコのタイムフリーでいつでも9を10にできるというだけで、私はなんとか乗り越えられた。

 

しかし、そんなタイムフリーも一週間で期限切れ。

そんな折りに次はもっと驚く話だ。

アンタッチャブルが10年ぶりに漫才をしたっていう。

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急いでTverで話に上がった「脱力タイムズ」を観てみる。スタッフが作ったVTRの元を当てろとか、バカバカしくくだらない茶番の最後、これまた茶番で俳優の小手伸也さん扮する偽ザキヤマと漫才する。

小手伸也さんの完成度に納得いかないMCの有田さんが、スタジオの袖から連れてきたのが今度は本当のアンタッチャブル山崎さんだった。本人登場に驚く柴田さん。

ここじゃないって。いいのここで?

という、誰よりもアンタッチャブル復活を驚き喜ぶ。山崎さんに深々と一礼し、「お願いします」と大きな声で挨拶する。

ここまでくるのにかかった時間と努力、何よりも漫才がしたかったという熱い想いが全身から伝わる。カッコいい。ザキヤマの一言一句、一挙手一投足のボケのどれもを逃すまいと嬉々としてツッコむ柴田さん。

帰ってきたね。

 

何よりも、ツイッターなんかでも話題だけど、ゴットタンで柴田さんに説教する飯塚さんの名言。

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アンタッチャブルは俺の夢だったんだよ

が叶ったことがまた嬉しい。

 

先々週と先週はなんと笑いに助けられたことか。

ずいぶん古い話なんで、申し訳ないんだけど、やっぱりこの感動は活字にしたかった。

こんな古い話をしている合間にも、THE MANZAIの放送があって、THE Wの決勝があって、お笑いの情報は更新されている。早すぎでしょ。

今期のドラマも順番に最終回を迎えているし、ニッポン放送ではスペシャルウィークがあって、語りたいこと、掘り下げたいことが目まぐるしく、忙しない。

 

順番に書いていこう。

 

では、こりゃまた失礼いたしました。