本、映画、演劇、美術、テレビドラマにラジオといろんな文化に触れたい好奇心。茅ヶ崎の海辺からコカコーラ片手にぱーぱーお喋りしています。しばらくおつきあいのほど願ってまいります。

AM1:00-3:00

茅ヶ崎のゆとりがコカコーラ片手にラジオのような独り語り

ハライチ・岩井が面白いのはすごいこと〜悪口、毒舌は難しいver.2〜

 

どうもこんにちは。

 

暑い日が続く。この抵抗の仕様ない暑さに私はキンキンのコーラを飲むことしかできない。とは言え、わずかな抵抗手段があるだけでもせめてもの救いになる。クーラーをつけたら負けだというどこから来るのか不思議な精神のせいで、涼とはいつまでも出会えない。扇風機の生暖かい風が左右に揺れる機微に合わせて私の体をかすめる。

 

本当のことが言えるというのは強いし、面白い。

 

ふとそう思ったのは、ちょっと前にここにも書いた毒舌について考えていたときのこと。

悪口、毒舌は難しい - AM1:00-3:00

ハライチの岩井さんと南海キャンディーズのボスこと山里さん、三四郎の小宮さんがゲストを迎えてひねくれた視点から質問をぶつける番組「ひねくれ3」の中での岩井さんの一言が妙に面白かった。

ゲストで来ていた弁護士がMー1にも出ているというので、ネタVTRを見終えてからの一言。

俺たちにネタを見てもらえるの感謝したほうがいいですよ

たしかに、お笑いに関してズブの素人が滑り倒してるネタを第一線で活躍する3人に御目通りが叶うなんて夢のようなことだ。

ただ、その通りには変わらないのだが、それを本人が言うのか?という疑問が生まれる。

ネタ見せした弁護士やアシスタントの秋元真夏さんがいうのではなく、本人であるお前が言うのか、と思ってしまう。

 

毒舌って突かれたら痛いところを言ってしまうタブーを破るところが面白いのではないか。みんなが触れないでいる本当のことを言ってしまう。ただ、そのタブーを破った時にそれなりの説得力がいる。

 

毎週木曜日深夜にやっているTBSラジオ「ハライチのターン」の岩井さんのフリートークはどれもめちゃくちゃ面白い。その中にも「お前が言うなよ」要素がフリートークを面白くするものがある。

だいぶ初期の頃に本棚が組み立てられなかった話があってそれは確実に岩井さんに落ち度があるのに、家系と商品のせいにして悪態をついて、相方澤部さんに突っ込まれる。お前が言うなよというツッコミはハライチのターンでよく聞くフレーズだ。

この手のトークは岩井さんの説得力のない毒舌はめちゃくちゃ面白い。

 

毒舌にはそれなりの説得力、つまり世間的に地位が保証されていたり、見識があると認められていることが必要なのに岩井さんにはそれがない。でもそれが面白い。

これではわたしが思っていた毒舌の根幹が揺らいでしまう。

 

説得力の代わりに岩井さんにあるのはなんだろう。

トークを聞き返してみると、ツッコまれた岩井さんは澤部さんに堂々と言い返す。なぜか自信がある。その自信が説得力の代わりを果たしているのかもしれない。お前が言うなと言う本当のことを言い切ってしまう説得力の代わりに不思議な自信。毒舌を自信だけで面白くしてしまうハライチ・岩井さんはすごいのかもしれない。

 

毒舌が面白くなるにはこれも一つあるらしい。さらに奥が深くなった毒舌。

 

では、こりゃまた失礼いたしまいた。