チケット転売問題、五輪嫌い
どうもこんにちは。
Twitterで見つけたチケット転売問題について。
チケット転売問題は吹奏楽少年だった私にとって、中学生の頃から重大だった。
まだ全国大会が東京にある普門館という吹奏楽の聖地で行われていた頃、全国大会を聴きに行きたかった私は、正規のルートで取ることを試みてみるものの、とんでもない倍率に敵うはずもなく落選。
親に聞いたオークションサイトをのぞいてみると、3500円のチケットが30000円から40000円と10倍以上で取引されていた。
当然、中学生の私に手が届くはずもなく諦める。
この時は、高額転売を目的とした汚い人がいるなんて露にも思わなかった。
それから、桑田さんのライブや好きな役者さん、作家さんの芝居など、取れなかったチケットをオークションサイトで見てみると何倍にも跳ね上がっている。
この頃からチケット転売問題は結構な憤りを感じていた。
どうしても行きたい人間の足元を見るように、行く気がはなからない人間が当選して、これでもかと言わんばかりの金額を示してくる。やり方が汚すぎる。
少し前に、アーティスト側が転売の反対を示す表明をした時、Twitter上では賛否両論あったのには驚いた。
そう、否定的な意見があることにびっくりした。
「勝手だろ」とか「アーティストにいう権利があるのか?」「アーティストには関係ないだろ」などなど。
ふざけるなって言いたいよね。
チケット売れ行き、それに関するデータ、例えば年齢や性別とか、の正確さはアーティストが活動する上で大切だし、高額転売チケットが売れなかったら無駄になった分だけ入場者数に変化が現れる。
そうなると、アーティストが需要に応えようとする活動に支障が出て来ます。
買った人間の勝手なわけでも、アーティストには関係ないわけでもないでしょ。
どうにかしろよ。
別の話。
私はオリンピックが嫌い。
なんだ、あの全体主義的な空気感が嫌い。気色悪い。
アスリートが大会に向けて、懸命に努力する姿には心を打たれるし、感動もします。
でも、それを「みんなで応援しよう」みたいなのには寒気がする。
東京でのオリンピックも破談になればいいのにってずっと思ってる。
さて、閑話休題。
オリンピックに向けて、先ほどのチケット高額転売を問題をどうにかしようというのだ。
法制化しようというのだ。
こうして、オリンピックを中心に回っていることに吐き気がする。
今まで、アーティストやファンの声には耳を傾けずに、野放しにしていた問題を、自分たちの都合が悪いように風向きが変わると、こういう具合に権力を使い始める。
全く勝手なもんだ。
本当に勝手だ。
今日はちょっとストレートな表現がありまして、すいません。
それだけ、熱を持った内容だと思って読み流してください。
では、こりゃまた失礼いたしました。